大抵の人がそうであるように、
俺は「美味しいもの」を食べるのが好きだ。

しかし、その反面、同じくらい
「マズイもの」を食べるのも好きだったりする。

それは何故か?
古家具の件でも同様のことを書いたが、

「マズイ飯にはドラマがある」のだ。

例えば、新装開店した店に立ち寄ったとする。
で、何気なく頼んだメニューが凄くマズイ。
「この味で満足する客居るのかなあ?」
味覚なんて人それぞれである。
万人が美味いと感じる料理なんて存在しない。
逆もまた然り。
店を出た俺は思う。
「この味じゃ、すぐ潰れるだろうなあ。」
しかし現実的には、
店はそんなにすぐには潰れない。
で、後日、同じ道を通りかかると、
その店がまだ営業しているのを確認するのだ。

ここからがドラマだ。
「もしかして、この店、
 ちょっとはウマくなったんかなあ?」
「まさか、あの味を支持するヤツのほうが
 多いのかなあ?」
…で、ドキドキしながら、また店に入るのだ。

美味い店では、こんな胸踊る興奮、
味わえないでしょ?

で、ここ数年、
俺にドラマを感じさせてくれている店を紹介する。

「山頭火」「一風堂」「ふくちゃん」
(全部ラーメン屋です)

特に山頭火なんて
「もしかして”全国イカモノ協同組合”とかいう
 闇の組織が存在してて、重要保護指定店に
 なってたりするんじゃないだろうか?」
というぐらいの
恐ろしい妄想を掻き立てられる味です。

渋谷区に遊びに来た際は、
是非訪れてみてください。

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