タイムカプセル

2年ほど前、仕事で別の部署の人に、
「このディスク開けるかなあ？」と
ZIPディスクを手渡されました。
依頼してきたのは音楽関連の部署の人で、
ディスクの中身は、担当アーチストの作品らしい。
数日間、いろいろ調査してみた結果、
どうやらMacOS9でフォーマットされた
ディスクということが判明。
会社のPowerMacは漢字Talk7しか入ってないし、
俺の自宅のクアドラはMacOS8.1。
Windows用のMacマウンターでも
MacOS8フォーマットまでしか認識しない。
つーわけで、開けなかった旨を伝えると、
「じゃ、Moで請求してみるよ。
　そのディスクはあげる。」とのこと。

この間、お部屋を掃除したところ、
そのディスクを発見しました。
で、Macマウンターも新しいのに換えてたので
もしかしてマウントできないか試してみたところ、
すんなり認識。
フォルダを参照してみると、
そこには信じられないようなファイルが…!!

フォルダ名「裏本」。
中身のファイル名「PGF00*.jpg」。
以下、連番ファイルが600点ほど。

音楽ファイルなんか、一個もありませんでした。
爆笑。直後に感服。
「コンプリートしてはる〜!!」

いったい、彼は何の目的で
俺にディスクを託したのだろうか？
少なくとも会社でやりとりするの
非常にマズイ内容なんですけど。

なにしろ、ちょっとホロ苦くて
不思議で愉快な事件でした。