きんぽうげ（甲斐バンド）

ファッションについて語ること、
それ最もダセエこと。

俺は、
結構身だしなみに気を使うオタクなのですが、
こないだオタク仲間の一人がこんなこと
言ってました。
「ユニクロって、もう終わってるよね〜。
　ユニクロのシャツ着てるだけで
　オタクに見えちゃうよ。」
ちなみに彼は、ハイテクマニアで
いまだにナイキのTシャツやら
ハイテクシューズを自身満々に着こなし、
好きな色はオレンジとダークグリーン
（吉田カバン系）という、
金髪デブメガネなナイス害です。

まあ、でも何がダサくて
何がカッコイイのか考えるのは
非常にムツカシイ問題です。

ファッション学的な思想からすると、
「他人とは違う自己表現」こそが
「最大のオシャレ」になりますよね。
つまり、自分で服を作るのが最強。
お店で売っているものなんて、
いくら出荷数が少なくても
「世界に一個しかない物」なんて存在しないんで
その時点で「誰かと自己表現を共有」します。

でも現実的には、世の中の人々みんなが
服を自作できるわけがないので、
「着こなし、組み合わせ」で自己表現します。
色合いやスタイルを鑑みて、
さまざまな服を自分好みに組み合わせることで
自己表現（アピール）するのです。
だからといってアートを追求する余り
色で言うと捕色系、スタイルで言うと丈の長さ、
でオリジナリティ出そうとすると
ただの「奇抜なヒト」になってしまいます。
（梅図かずお、志茂田景樹、林家ペー＆パー、等）

いやあ、マジでムズイですね。

で、俺としては、
どういう基準で服を選ぶのかというと、
「貧乏くさくない服」イコール
「ギャルにモテそうな服」イコール
「オシャレ」だと思っています。
ユニクロもGAPも
ユナイテッドアローズも
アニエス・オムも
バーバリー・オムのブルーレーベルも
根本的には「同じ」だと判断してます。
スタイルはどれも似たようなもん（俺好み）で、
値段が多少変わる程度。
あとは「どんだけ貧乏くさく無いか？」だけです。

とはいえ、そんなオシャレに気を使うのも
実は秋〜冬だけで、
春〜夏の間は自作アイロンプリントTシャツで
颯爽と街を駆け抜ける俺だったりもします。
（オチなし）