海へ行くつもりじゃ無かった

パーフリをカラオケで歌うトキは
ホモっぽく裏声で歌うのがコツです。


さて、
お盆からこっち、
まるで「飛び石連休」の如き
遊びっぷりで、
全然テレビ見てません。
といいつつ、
いくつかのニュースは
こっそり追っていたりします。

「虐待の末、川に流した鬼夫婦」事件について。
…いい加減、「情に訴える報道」やめて欲しい。
虐待や誘拐事件って
なんであんなに「当事者の感情を逆撫で」
するかのようなベタな報道が多いんだろう。
あんな切り口だと、
「事件背景全然知らないくせに
　ゴシップ誌の見出しだけは
　やたら五月蝿いエセヒューマニスト」軍団の
「安易な慰め」が横行するのは
火を見るより明らか。
彼ら、カルト教団まがいの
「適当な救済活動」してるくせに
自分を「正義のボランティア」だと
思い込んでやがります。

俺が、事件の報道に関して一番求めるものは
「正確な事実」のみです。
「情に曇ったメガネ」で見れば
どんな事件も
「ご飯のおかずにピッタリ」でしょうけど。
そんなもん、身の回りの
「完璧に情報を把握している事件」のみ
発言権が生まれるわけで、
「偏った情報」から「偏った意見」を
提示されるのは
当事者にとってはエライ迷惑な話だろうなあ、と。

自分が不幸のドン底にいるときに
事情を知りもしない他人から
適当に慰められたり
戒められたりするのって
かなりの精神的苦痛ですよね。

人は感情を持った動物であり、
すべての事件は感情によって起こされます。
人が「怒る」までの許容量ってのはそれぞれですが
「怒ったら理性を失う」のは誰でも同じです。
大抵の人間は他人のココロが読めないように
「犯人がどんなことで怒って犯罪に至ったか」
なんて、
直接本人に聞かないと理解できないでしょう。

だからといって、
「犯人や被害者の人柄・心情まで報道しろ」とは
メディアに望みません。
犯罪は犯罪であり、
情の動きなんて
「法を犯す理由」にはなりません。
そのために、ニュースは
淡々と事実関係のみを報道して欲しい。

殺人・誘拐・虐待など
第三者の「人の生死」に関するニュースに対して
モラルある人間の正常な受け取りかたって
「ヒドイ」ではなく「スゲエ」だと思います。