white room
2001年10月23日移動のために電車に乗った俺は
窓側のシートに腰を降ろした。
目的地まではまだ時間がある。
キオスクで買った週刊誌をめくる俺。
電車は動き出す。
しばらくの時間が過ぎ、
俺は、異様な音がすることに気が付いた。
…コー、…ホー、コー、シュゴォォォー…、
…コー、ホー、シュゴォォォー…。
誰かの息吹きか…?
俺は、あくまで自然に車内を見渡す。
…おかしい、誰も寝ていない!?
俺のシートの右隣には
ファッション誌をめくる女子高生が座り、
左隣には文庫本をめくる女子中学生(だと思う)。
特に異変は…無い。
いや、そこに異変は存在した。
その異音は明らかに、
俺の左隣の子供から発っせられているのだ。
音を除けば、普通の読書少女だ。
しかも起きている。
なのに何故、こんな呼吸音を…??
すわっ、これは、もしや、
「呼吸法」では!?
彼女は、その小さな体内で
チャクラ、あるいは波紋を練っているのか?
おう、そう言われてみれば
そのリズムは「生命の躍動感」に
溢れているような気もする。
俺が知りもしない強大な敵に備えて
チカラを貯めているのかもしれん。
…恐ッ!
目的の駅に着いた途端、
俺は出口のドアから飛び出した。
「…逃げるんだよォォォ!!!!!!」
なにしろ、変な呼吸音でした。
ビツクリました。
窓側のシートに腰を降ろした。
目的地まではまだ時間がある。
キオスクで買った週刊誌をめくる俺。
電車は動き出す。
しばらくの時間が過ぎ、
俺は、異様な音がすることに気が付いた。
…コー、…ホー、コー、シュゴォォォー…、
…コー、ホー、シュゴォォォー…。
誰かの息吹きか…?
俺は、あくまで自然に車内を見渡す。
…おかしい、誰も寝ていない!?
俺のシートの右隣には
ファッション誌をめくる女子高生が座り、
左隣には文庫本をめくる女子中学生(だと思う)。
特に異変は…無い。
いや、そこに異変は存在した。
その異音は明らかに、
俺の左隣の子供から発っせられているのだ。
音を除けば、普通の読書少女だ。
しかも起きている。
なのに何故、こんな呼吸音を…??
すわっ、これは、もしや、
「呼吸法」では!?
彼女は、その小さな体内で
チャクラ、あるいは波紋を練っているのか?
おう、そう言われてみれば
そのリズムは「生命の躍動感」に
溢れているような気もする。
俺が知りもしない強大な敵に備えて
チカラを貯めているのかもしれん。
…恐ッ!
目的の駅に着いた途端、
俺は出口のドアから飛び出した。
「…逃げるんだよォォォ!!!!!!」
なにしろ、変な呼吸音でした。
ビツクリました。
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