さよならVodaFone

2003年10月19日
仕事の絡みで
(3G規格対応機種での
 CGI動作確認及びブラウザ表記確認の為)
Jフォンの携帯を
VODAFONEの最新機種に変更してもらった。
J-SH53。

いろいろゴテゴテ機能付いてるけど
電話としては「音が悪すぎ」で、
モバイルデバイスとしては
「処理・反応が遅すぎ」で
いったいVODAFONEは、
どの購買層にアピールしたいのか
至極理解不能というか。

…まさかベッカムのファンじゃねえよなあ。

俺は仕事の経費だからどうでもいいけど
冷静に料金プラン見れば
「マトモに使えるプラン設定なら
 明らかにDocomoより高くなる」しさ。

確かにここしばらくJフォンのCMでは
「料金の安さ」をアピールしなくなった。
代わりに意味不明な
ベッカムさまのプロモーション映像を
流している。
料金が安いという虚偽のイメージを
消費者に植え付けた、とかで
JAROかどっかからクレームが付いたのでは
ないだろうか。

リアルな話、トータルで考えると、
初期費用(新規契約時)は高めだが
現在サービス全般の料金が安いのは
ダントツでAUだ。

今年上半期、
AUの使用者数が
Jフォンを抜いた事実は有名だ。
2003年10月現在でも約50万人ほど
AUのシェアのほうが広かったりする。
毎月の契約増数のTOPは
実はDocomoではなくAUだ。
すごいペースで追い上げている。

すでにJフォン(VODAFONE)は
Docomoのライバルではなく
「業界3位」なのだ。

J(V)の失敗は、その孤高さゆえ、
というべきか。
ドコモと共存することで
活路を開いてきたAUとは違い、
Jは頑なに「ドコモと共存しない」方針を
貫いてきた。
ドコモの良いとこを認めたうえで
独自方針を固めてきたAUとは違い、
他社の良いところよりも
常に自社が優れている
という「思い上がり」がJの基本理念だ。

ところが、
その価値観は的外れで
Jは常に間違った方向での
優位性を確立してきた。
電話としての性能ではなく
付属機能を充実させたり、
料金サービスではなく
付属サービスに力を注いだり。

どれもが
排他的で自己満足的なアプローチであり、
ユーザーの立場で物を考えることを
はじめから放棄していると思う。

あらゆるインターフェイスは劣悪であり
なにかの機能を実行する場合の
手段がDocomoより大体、数ステップ多い。

例えば、VodafoneLive!の
インターネットアクセスで
URLを入力した後、
「1 送信
 2 編集
 3 キャンセル」
というダイアログが表示されるのだが、
「送信するために入力したんだよ。
 要らん確認するんだったら
 とっとと繋げや!」
と思ってしまうユーザーは多いと思う。

あと、URLを読み込む待ち時間に
ワザワザ読み込み時間を意味する
横バーを表示したりするのには、
「視覚的にハッキリ解らなくてもいいから
 場つなぎにGIFアニメでも表示してろよ」

なにしろ、すべてがダセエ。

VodaFoneはもう虫の息であり
長くないと思う。
外資のチカラで
Jフォン時代の腐った体質を改善できなければ
間違いなく淘汰される企業だ。

最新機種がコレ、じゃねえ…。

ほとほとゲンナリした。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索