DVD 松竹 2001/08/25 ¥4,935
割りと映画は見るほうであり、
どちらかというと涙もろいほうである。
だからといって、ベタベタなお涙チョーダイものはゲンナリだし
感動巨編とか言われても、ある程度の質を求めてしまう困ったクンでもある。
で、俺が好きな「泣ける映画」ベスト1はコレ。
俺が高校まで住んでいた長崎市には、
「精霊(しょうろう)流し」という
お盆に仏様を送る儀礼がある。
そういう儀礼のある田舎に住んでる人なら
この映画は間違いなく泣けるんではないかと思う。
同様に、被爆都市育ちであるので
「火垂るの墓」も好きなんだけど、
あいにく戦争は経験してないので、
単純に内容を比較すれば
この「異人たちとの夏」のほうが
リアリティを感じるのだ。
この映画の影響で、浅草という街がとても好きになり
東京在住時は、お盆には浅草にソバを食いに行くのが
密かな定例行事だったりした。
この映画の内容をよくよく考えてみると
以前、ブックレビューで紹介した「ランドオーヴァー」に
すごく似ている世界観だったりする。
現実に疲れ果てた中年男性が
なにげなく立ち寄った故郷の町・浅草、
しかし、そこは現実の浅草ではなく
異世界への入り口だった…、というのが導入部である。
今まで、いろいろな友人に勧めたのだが、
実は意外と評判がよろしくない。
それは、この映画に
「2重の仕掛け」があり、それが難解である故だと思う。
実際、2つのテーマが混在しており、
ひとつは、主人公の両親に関する戒心、
もうひとつは、都会生活の寂しさ、である。
正味どっちかに絞ったほうが解りやすかったのではないかと思う
ただ、それらはお互いに干渉しあうテーマでもあり
そこに「深み」が生まれているのだと思う。
それが理解されない最大の原因ではあるのだが。
まあ、それは書いちゃうとネタバレでつまらないので
あえてここでは書かない。
お盆(8月15日前後)に見て欲しい名作だ。
割りと映画は見るほうであり、
どちらかというと涙もろいほうである。
だからといって、ベタベタなお涙チョーダイものはゲンナリだし
感動巨編とか言われても、ある程度の質を求めてしまう困ったクンでもある。
で、俺が好きな「泣ける映画」ベスト1はコレ。
俺が高校まで住んでいた長崎市には、
「精霊(しょうろう)流し」という
お盆に仏様を送る儀礼がある。
そういう儀礼のある田舎に住んでる人なら
この映画は間違いなく泣けるんではないかと思う。
同様に、被爆都市育ちであるので
「火垂るの墓」も好きなんだけど、
あいにく戦争は経験してないので、
単純に内容を比較すれば
この「異人たちとの夏」のほうが
リアリティを感じるのだ。
この映画の影響で、浅草という街がとても好きになり
東京在住時は、お盆には浅草にソバを食いに行くのが
密かな定例行事だったりした。
この映画の内容をよくよく考えてみると
以前、ブックレビューで紹介した「ランドオーヴァー」に
すごく似ている世界観だったりする。
現実に疲れ果てた中年男性が
なにげなく立ち寄った故郷の町・浅草、
しかし、そこは現実の浅草ではなく
異世界への入り口だった…、というのが導入部である。
今まで、いろいろな友人に勧めたのだが、
実は意外と評判がよろしくない。
それは、この映画に
「2重の仕掛け」があり、それが難解である故だと思う。
実際、2つのテーマが混在しており、
ひとつは、主人公の両親に関する戒心、
もうひとつは、都会生活の寂しさ、である。
正味どっちかに絞ったほうが解りやすかったのではないかと思う
ただ、それらはお互いに干渉しあうテーマでもあり
そこに「深み」が生まれているのだと思う。
それが理解されない最大の原因ではあるのだが。
まあ、それは書いちゃうとネタバレでつまらないので
あえてここでは書かない。
お盆(8月15日前後)に見て欲しい名作だ。
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