コカコーラC2

2004年6月11日 趣味
俺はコーラが大好きであり、
バニラコーク、レモンコーク、ライトコーク、タブクリア
ペプシ、ツイストペプシ、セブンアップ、マウンテンテンデュー
ジョルト、ヴァージン、ミスティオ・コーラ、TopValueコーラ、
ガラナ、メッツガラナ、メッコール、ドクターペッパー
Smapドリンク、カフェラシャワー、まいうーコーラ
などなど、類似品まとめて好きだ。

体質のせいか、いくら飲んでも太らない俺。
※内臓が悪いのかしら

最新の俺ランキングだと

一位:ペプシ
二位:ミスティオ
三位:まいうー
四位:メッコール
五位:TopValueコーラ

といった感じだった。

が、しかし、今週
胡散臭いCMでお馴染みの
コカコーラの新製品が
俺ランキングに殴りこんできたのだった。

その名は「C2」

そもそもコカコーラ製品は、
飲んだ後口に残る後味がキツかったのに

「C2」は、すんげえキレがイイのだ。

かといって、ジョルトやミスティオのような
炭酸強めの「ドライさ」ではなく、
単に「コク」が無いだけだというか。
飲んだ後、コーラを飲んだことを忘れそうになる
ぐらい、口に残らない味なのだ。

例えば、コーラフロートを作る場合、
「C2」ならバニラの甘みとカチ合わなそうだ。

いやむしろ、
バニラコークを「C2」ベースで出しなおして欲しい。

なにしろ、食べ物のサイドメニューとしても
メインの味を邪魔しない味だと思う。

なんとか定番になって欲しい新製品だ

バカの壁

2004年6月11日 読書
ISBN:4106100037 新書 養老 孟司 新潮社 2003/04/10 ¥714

えー、今更感が非常に強いが
あえてレビューしようと思う。

この本は、
差別主義者で
努力を放棄した怠け者で
視野も心も狭い人間しか
理解できないんじゃあないかと思う。

少なくとも作者は間違いなくそういうキャラクターだ。

俺は、この本に書かれていることは
「もしそれが真実であっても」認めない。

人類の文化というのは
お互いを理解しあうための技術を発展させてきたわけであり、
価値観を共有するために「コトバ」が生まれたのだ。

絶対的な「バカの壁」が存在するからといっても
それで意思の疎通がうまくいかないなんて
ボキャブラリーが少ないだけだと思う。

いくら年を食ってても、
努力する人間は努力を続け
結果的に世の中は良くなっていく。
が、その反面、
この本の作者のように
一歩引いて冷めた視点で
努力を放棄してまでも
無意味に生きながらえようとする者も居る。
それが悪いとは言わないけど、

自分がどう思うかは個人の自由だけど
それを流通に乗せた場合
第三者にどういう影響を与えるか、を
考えられなかったのは
自己中心的すぎると思う。

どっかの教授が書いたもので
新潮社から発売されている、
…これだけで、
ヒトリゴトはヒトリゴトじゃなくなってしまうのだ。

生産者責任、て奴です。

要するに
この内容に対してのこのタイトルは
「売る気マンマン」な悪意がミエミエであり、
100歩譲っても、
「言いたいことはわかったから、
 もうちょい考えて言葉を選びなよ」
という感じだ。
ムツカシイキーワードを羅列しただけの
非常に幼稚な文章だというか。

糞食らえ。
いや、
糞を食らってください。

大人になる前に、知るべきことがあーるー
自分のやり方とーワガママの違いをー
(ジュンスカ「マイジェネレーション」)

まあ、この日記は、
金かかるわけでもないし嘘臭いので
社会的な影響は皆無だと思ってるけど
http://www.apple.co.jp/news/2004/jun/09powermacg5.html

あまりに頭悪いニュースですが
…一応、突っ込んでおきます。

===========

・Adobe Photoshopで一般的に使用される45種類の操作では、デュアル2.5 GHzのPower Mac G5は3.4 GHz Pentium 4ベースのPCよりほぼ2倍の速さを見せました。

 近いクロック数の
 デュアルCPUとシングルCPUを、
 デュアルCPU対応アプリで比較すれば、
 そりゃデュアルの処理が軽いよ。
 何故Pentium4の2.4GHZデュアルと比較しないのか?
 …多分、G5デュアルが遅かったんでしょうなあ…
 
 (※ハイパースレッディングは擬似デュアルであり、
  物理的デュアルとは比較できるわけがないです)

・デュアル2.5 GHzのPower Mac G5でLogic Pro 6を使用した場合、リバーブを適用しても138トラックまで再生することができました。これは3.4 GHz Pentium 4ベースのPCでCubase SXを使用した場合と比較して、4倍以上になります。

 Logic ProとCubase、
 確かに「似た機能のアプリ」ですが、
 処理内容やCPU占有率・メモリ占有率は
 まったく違います。
 つまり、そもそも「OSやCPUのアーキテクチャが違う」のが
 前提だとしても、
 「違うアプリ」を動作させて比較することに、
 何の意味があるのか理解不能。
 …同じアプリだと、G5デュアルが遅かったんでしょうなあ…

・2.5 GHzのPower Mac G5とFinal Cut Pro® HDの組み合わせでは8ビットSDビデオを8ストリーム再生することができるのに対し、デュアル3.06 GHz XeonベースのAvidワークステーションでは5ストリームでした。

 ここで急に何故か、
 比較対象がPentium4からXeonに変更されてるのも
 Apple側の苦し紛れの作為がにじみ出ています。
 加えて、前述した、
 「違うアプリ」を動作させて比較することに、
 何の意味があるのか理解不能。
 …Pentium4が相手だったり、同じアプリだと、
  G5デュアルが断然遅かったんでしょうなあ…

==========

…えーと、Appleは、何をやりたいのだろう。

昔からAppleが胡散臭いのは、こういう意味不明なパブを
自信満々に大々的に打つからだ。
これに騙されるマックマニアのオツムも心配だけど。

余談だが、
世の中の「マカー」「マックエヴァンジェリスト」たちが、
何故にマックを偏愛するのかというと、概ね、

おわー、見た目に騙されて高いの買ったけど
全然モテないし、機能も駄目駄目じゃーん、
やっぱWindowsにしとけばよかったぜー
ムカツクからガセネタ流して被害者仲間を増やしてやれーい

…というのが基本理念である。

もちろん、
機能比較とか見た目とかは関係なく
なんとなくマックが好きな方もいらっしゃいます。
そういう人たちは無害であり普通の人です。

俺自身は、
機能比較の時点で馬鹿馬鹿しいけど(比較にならない)
周囲に「良いマックユーザー」が何人か居るので
彼らのためにあくまでクールに
「道具として」マックを持ってるし使ってるけど、
だからといって「マックが好きなわけではない」し、
「マックが好きな人」から同意を求められるのは
身の毛がよだつほど嫌いである。むしろシカトします。

つか、これも以前から書いてるけど
PowerPC自体は良い思想のCPUです。
なぜにIBMはAppleにCPU技術を提供し続けるのかわかりませんが
いい加減手を引くべきだとつくづく思います。
Appleは瀕死だけど、IBMは細々と儲かってんのかな?

復讐の叫び

2004年6月7日 音楽
ジューダス・プリースト CD ソニーミュージックエンタテインメント 2001/05/30 ¥1,785

俺が、自分の音楽の嗜好において
一般とズレるきっかけになったのが
このアルバム。

要するに、俺は中3の頃に
ジューダスプリーストに出逢ってしまい、
その重厚な世界観に触れていたがため、

同年代の男子が当時カッコイイと思ってた
ボン・ジョビ

ガンズアンドローゼス

エアロスミス
などが

「遅い、下手糞、ダサイ」

という風にしか聴こえなくなったのだった。

といいつつ、
モトリークルーやハノイロックスは
リフ主体のロックであり、
バラードを余り歌わなかったので
少なくとも
ガンズアンドローゼス(LAガンズと同列)
より全然カッコイイと思ってたような
変な人だった。

いやもう、その辺から
同世代の男子との話題がズレまくりであり、
アクセルローズとかをアホ面で「硬派」とか抜かしてるファンに
「ドラッグやりすぎでマトモな演奏できない
 アイドルグループだっけ?」
などと挑発しては付け狙われるような日々を過ごす俺だった。

今、考えると
非常に心の狭い人間で
申し訳なかったと思う。

他人の趣味をとやかく言うほうがカッコワルイよなあ。と。
(今でも多少そういう部分が無いとも言えない俺ですが)

ただ、ヘヴィメタルというジャンルは
なんつーか
排他主義な気分になりやすい音楽だとは
今でも思う。

その、テンポの速さの中に並べられた16連弾などがかもし出す
密度の濃さゆえに、
他の音楽がノロマで薄く感じてしまうのだ。

しかし、まあ、俺の場合、
パンクに出会ったときよりも
むしろメタルに出会ったときこそが
他のジャンルをすべて許せるようになった
きっかけだったような気がする。

上で書いてるような「排他感」は
正味、第三者を引き離し、
結果的に俺は音楽的に孤立してしまい、
20を過ぎた頃、最大の理由は「モテたくて」、
「メジャーさ」を意識するようになったのだった。

やっぱ、どんなカッコしても
モテなきゃどうしようもないでしょー
(岡村靖幸:ターザンボーイ)

メタルで孤独を味わったことがあるから
余計に貪欲に他のジャンルを聴けるようになったというか。

なにしろ、今じゃ、特にジャンルに拘らなくなったけど
今回の表題は今までの経緯や理屈など抜きで
音楽として好きなアルバムです。

とにかくカッコイイです。
スネークマン・ショウ スネークマンショウ イエロー・マジック・オーケストラ シーナ&ロケット CD アルファミュージック 1994/07/27 ¥4,180

小学生の頃、まだYMOが散会する前、
当然のようにYMOにハマってて
その関連商品として認識してて
とても気に入っていたのが
スネークマンショー

スーパーエキセントリックシアター
だった。

特に、YMOのアルバム「マルチプライズ」の
「シチズンズ・オブ・サイエンス」の前の
スネークマンショーがバカみたいに好きで
それをパクった寸劇を
小学校の保護者参観日に出し物として
クラスメイトと演じたりしてた。

別な話、

昔、イベントで知り合った女子のDJが
MIXネタに「ストップ・ザ・ニューウェイヴ」を使ってて
すげえイカしてて、それを使うセンスなどに
もうメロメロで好きになっちゃって
つきあってる彼女居たのに声掛けて
でもフラれて悲しかった、
…そんな思い出もある。

いや、普通アナログで持ってねえだろそんなもん。

俺も使いたいー、と思ってたら
近年CDで復刻されたので即買って
やっぱりAcidに取り込まれてるのが
今回のアルバムです。
クラウド・ナイン ビバリー R・クレイグ ラトライス・ブラウン CD ソニーミュージックエンタテインメント 1998/04/22 ¥2,345

クラブ巡りをしてたころ
一番踊りやすくて
気持ちよかったのが
ドラムンベースだった。

このアルバムは
俺のファッションリーダー・木村くんが
一時期熱狂的に支持していた作品だ。

当時の俺は、ドラムンベースといえば
Remix TraxのArt Core盤とか
Good Lookingレーベルの、この日記タイトル名と同じ盤とか
テイトウワ・フィーチャリング田辺あゆみの「Butterfly」とか
そんな程度の知識しか無い人であり、
Peshayサイコーとかウワゴトのようにつぶやいては
新宿ヒューマックスパビリオンのイベントに
足しげく通っていたような、そんな感じだった。

ドラムンベースの素晴らしいところは、
それまでの音楽のジャンルの壁を打ち破る
シンプルなビート感であり、
要するに「あのリズム」さえ鳴らせば
どんなジャンルだろうがドラムンベースになってしまうとこ
だった。
そしてそのリズムは、70年代ディスコミュージックにおける
「裏拍のハイハット」の如き独特のグルーブを生み出すのだ。

つまり、クラブ行くのも踊るのは好きだけど
別にカッコヨク踊れるわけでもない
ただの音楽好きにとっては
「一種類のリズムに対応できる踊り方さえ覚えれば
 どんな曲でも対応できる」
という効果があったのだ。

とはいえ、
俺のファッションリーダー・木村くんに言わせれば
「海さんの踊りって、ゴーゴーが変形したような感じで
 ダサいですねー」
とのことだった…。

話、それすぎ。

つまり、あのその、
現在はすっかり廃れて、懐メロな雰囲気すら漂う
哀愁のリズムとなったドラムンベースだが
俺個人的にはとても好きであり
ごく最近でもウッカリMixにドラムンベースを混ぜたりして
手渡した相手に怪訝そうなツラをされることがあったりする
が、何といわれても好きだからしょうがない。

そんなときにMIXに使われる素材として
非常に多いのが、今回の表題アルバムだ。

そんな感じ。
ジャミロクワイ JK スミス ハリス フィーフィー CD ソニーミュージックエンタテインメント 2001/08/29 ¥2,520

俺のMIXネタ。
色々MIX素材を作るときに、
まっさきにベースに使うことが多い
ある意味名盤。
全曲、使いやすい。
すげえ好き。

同様のMIXベースだと他には
ハービーハンコックの「Rock It」
ユーリズミックスの「Sweet Dreams」
ダフトパンクの「Degital Love」
ビースティボーイズの「Fight For Your Right」
パパローチの「Last Resort」

えーとまあ、リフが印象的で、
コード進行が淡々としてて
変なブレイクが入らなくてリズムが一定な曲

というのが、MIXベースに向いている、というか。

適当に重ねても違和感ないので
Acidに乗せれば簡単にMIXできてラクチンだというか。

CDRで同じもの2枚セットしとけば
CDJでDJごっこができて楽しいというか。

そんだけ

眠れなくなる話

2004年6月6日
あのその、今日の日記は
本当に
いやマジで怖い話であり、
むしろ、

「眠れなくなるほどのトラウマ」を
与える可能性があるので、

デリケートな人は読まないほうが良い。

じゃ、書かなきゃいいじゃん、
とか思うけど、
まあどうせ思いつきだし、
もしかしたら
「今更気づいたのが俺だけ」で
実はみなさん知ってることかもしれないので
あえて書こうと思う。

とか勿体つけるほど、
大した話でもないんだけど、

えー、
夜眠るときのことです。

みなさん、寝るときって
目をつぶって寝ますよね。

で、目をつぶった状態なんですけど、

















「まぶたの裏側が透けて見える」

…って、知ってました?

ほえー、まぶたの裏側ってこんなカンジなのかー、キモー、
みたいな。

ヌメヌメした肉のカンジが
とってもキモチワルイです。

以上。
Video Game ドラス 2004/05/20 ¥5,985

このゲームソフトのことは知らなかったし
ちょっぴり欲しいが1000円までしか出したくない。

つまり、このゲームのことを書きたいんじゃなくて
俺のフェイバリットカレースタンドである
CoCo壱番屋のことが今日の話題。

えー、常々、日々を生きるに当たって
俺が心がけていること、
それは「ドラマティックであること」だ。
凡庸な時間を過ごすのは一分たりとて許せない、
常に冒険、そしてチャレンジしつづけていきたいのだ。

そんな俺様は、食すらも挑戦だと思っている。

前フリ、終わり。

さておき、

初めて、CoCo壱番屋を知ったのは、数年前
東京都港区浜松町の、某大手家電メーカーの下請けである
某IT系企業に勤め出したのがキッカケだ。
浜松町といえば、東京タワーや貿易ビル、
などで観光スポットとしても有名だが、
実は都内有数のビジネス街でもある。
華やかな新橋・銀座とは違い、
すこしさびれた中小ベンチャーが
肩を寄せ合いひしめき合う、そんな街だ。

そのため、
「定食屋が非常に多い」。

ランチタイムは、
ベンチャーならではの世知辛い給料を胸に
野獣のような据えた臭いのサラリーマンたちが
安くて腹に溜まるエサを求めてさまようのだ。
そんな、ランチ激戦区にあってなお、
何故か企業戦士には縁遠いようなジャンクフードなのに
恐ろしく繁盛している店が

CoCo壱番屋 浜松町店

なのだ!

多くの自炊派がそうであるように
俺様も「俺の手作りカレーより、うまいカレーなんかねえよ」
と自信過剰なほどカレーには拘っているが、
当時の同僚と入ったその店は

すわ、…なかなかイケてる〜

という感想だった。

えと、よくある「店カレー」(自炊カレーの反語)とは違って
辛さの中にコク(うまみ)がある、
それがCoCo壱番屋のカレーだった。
そして当然の如くお気に入ってしまい、
通うことになったある日、
俺はそれまで知らなかったフィーチャーに気づいた。

「辛さを選べます」

…追加料金(最大100円)を支払えば、
10段階の辛さを選択できるとのこと。

嫌が応にも暴れ出す、俺のチャレンジングスピリッツ。

とりあえず「2辛」おねがいしまーす。
と注文して出てきた「2辛」は、
思いのほか刺激が強い辛さで
俺様の胃は危険信号を奏でた。

しかし、食べ進めるにつれ、俺は新たな食の感動を覚えた。

「うお、実際辛いけど、辛いだけでなく、しっかりウマイぜー」

そうなのだ。CoCo壱番屋のカレーは、
ただの辛いだけのカレーではないのだった。
辛さと旨味が融合した味わいのハーモニーなのだ。
…そして、その旨さは
「辛味が増すほどに、凶暴に美しく、旨味も増す」のだった。
つまり、ノーマルの辛さより、「2辛」のほうが旨いのだ。

いや、俺は、そう感じた。

で、数週間ごとに、
俺は徐々に辛さを増していこうと心に決め
…たのだが、「5辛」に突入した頃、会社が潰れた。
俺が入社して半年経った頃だった。

Wooo、グッバイ俺たちーのー小さな傷跡とー
変わる筈もー無いー夢にーカンパイーさー
浜松町のCoCo壱でー置き去りにーされたー
マイスウィートリトルメモリー …

ホントに置き去りなのだった。

何故なら、
次の転職先の近所にはCoCo壱番屋が無かったからだ。

しかし、そこはそれ
ことごとく機会を見つけてはCoCo壱番屋を探し
飽くなきチャレンジを、細々と続けた俺だった。

最初の壁は、「5辛」。
「あれー、「4辛」までの段階的な辛さの上がり方と違うぜー
 なんか「4辛」の2倍くらい辛いぜー」
要するに、俺の「辛味」を感じる能力は
「5辛」が天井だったのだ、少なくともそのときは。

いくら食い続けても慣れない。おかしいぜー。
そんな焦燥の中、「6辛」へのチャレンジを避けるようになり
いつしか俺は「5辛」が標準の人間になっていた。

しかし、人間の味蕾(みらい:味を感じる神経)は
鍛えることによって発達するのだ。
ほら、例えば、普段まずいもんばっかり食ってると
たまに食った普通の食い物ですら
もの凄く美味しく感じることがあるだろう? それだ。
(例えが変だが気にしないように)

「5辛」の男として、CoCo壱の店員に顔を覚えられた俺は
自分の地位に満足してなかった。

挑戦を再開するのだ。

初めてCoCo壱を食ってから、2年が過ぎ、
俺はまたもや壁にぶつかった。

「7辛」。

「5辛」が「4辛」の倍に感じたように
「7辛」は「6辛」の数倍に感じたのだった。

そして、この後、さらに2年間、
俺は「7辛」の男として名を馳せ続けた。

で、去年の話だが、
俺は前人未到(嘘)の「9辛」登頂に成功した。

しかし、もうマジで「9辛」はヤバイ。

食ってて汗が出まくりで、体が疲れているときなんか涙も出た。

香辛料が、新陳代謝作用に優れているということを
俺は己の体から噴出す体液の感触でリアルに理解していた。

これに慣れる事は無いだろう。

…姉ちゃん、俺、疲れちゃったよ。

そして、俺の中での、CoCo壱世界JR編は終わり、
ギリシアチームにMISOPETHA−MENOSをかけられ
俺のチャレンジングスピリッツは
仮死状態になって富士の樹海で眠りについた。





のかに見えたのだが、
実はオルフェが「かげ腹」を切ってまでして
俺様の魂を呼び戻したのが、

2004年6月4日のことだった。



ええ、そりゃもう、
つまり昨日
遂に
「10辛」

打ち破りました。

ウィニング・ザ・レインボー

虹が見えたよ…マジで

恋の歌謡日

2004年6月3日 音楽
ゆず 北川悠仁 寺岡呼人 岩沢厚治 CD トイズファクトリー 2002/02/20 ¥1,200

最近というか、今の彼女(キキ)とデートのとき、
車で移動することが多いので、
なんとなくギター(ZO-3)を乗せてることが多くて、
まあ、なにかと移動中にヒマなときに
助手席でムリヤリ弾き語りをしてしまう俺だったりするわけで。
いや、別に、助手席だけでなく
公園でギター持ち歩いてても
そんなに変じゃない季節になってブラボーです。

んで、俺には今までずっと
キキ以外の彼女に対してもそうだったんだけど
あるひとつの夢があって、
それは
「彼女と一緒に音楽を演奏してえなあ」
ということで。

俺は割りと楽器なんでもできるほうなんですけど、
その反動というか、要するにそれが理想を阻む原因なんだけど
「楽器や音楽のセンス無い女子」とつきあうことが多いのです。

要するに、つきあう相手に
自分とまるで違う人間、価値観、知識、てのを
求めてしまうんですな。
類トモとつきあっても、お互い何の向上も無い、
てのが理由です。
出会いの場面で、
例えば酒飲みながら話す会話でも
視点や価値観が違えば違うほど興味が沸き、
逆になにかしら共通の話題があったり
「無理に合わせてくる」ような相手には
まるで興味が無くなる、という。

俺自身の人生の目標として
「ニガテなタイプを無くす」というのがあって
要はみんなと仲良くやりたいわけですよ。
でも何故か、俺が相手に合わせることはあっても
相手が俺に合わせるのは嫌なのです。
もちろん、現状はまだまだ未熟であり、
偏執的な価値観を持った心の狭い人間はニガテです。
将来的には克服したいけど。

そんなわけで、キキも、楽器は全然できない、というか
まあどちらかというと音痴なほうだったりする。
※それ以外の部分に沢山光るモノ持ってるけどなー

あー話がそれた。

えとですね、つまり俺は
ギターやキーボードを持ち歩くことが多い人間なのだ。
んで、実際、俺に合わせようとする行為自体は嫌なんだけど、
「音楽を一緒に演奏したい」という夢もあるんです。
矛盾してますな。

で、最近、キキが、
「ギター、すんごく楽しそうに弾くねえ
 私もやってみようかなあ」
などと言う様になったのです。

内心、「俺に合わせるなー、
お前はお前自身の個性を伸ばしてくれー」と思いつつ、
音楽を演奏する夢がかないそうであり、
ドッキドキしたのです。
結局、俺は、自分の夢の実現のために、
対人ポリシーを忘れることにしました。

「おう、やろうぜ。ギターもう一本持ってくるぜ」

てなわけで、最近キキのラパンの後部座席には、
ZO-3とエレアコが常備されることになったのだ。

んで、ギター2本で演りたい曲ねー、と
一応、将来の目標として、今回の表題曲を選んだのだ。
あくまで目標ね。

いや、キキは初心者であり、音楽センス皆無な女子なので
いきなりアンサンブルは無理だし、
コード進行的にも難易度が高いので、
とりあえず、練習曲は、RCの「雨上がりの夜空に」にした。
※知ってる人は解ると思うが、練習にピッタリな曲なのだ。
Bm以外は3本指で押さえられるローコードばかりだし。

で、何故、目標が表題曲なのかというと
・ギター2本で演奏されている
・エレキとアコギで重ねている
・シンクロするリフ(部分)がある
という点で、実現できると
非常に気持ち良いだろうから。

しかし、
===========
Gm     Cm
来るはずもない電話
F      Gm  D7
鳴らないの分かってて
Gm   Cm  F       Gm
何度も受話器を取ってみたりしてるの
===========
えと、原曲は明らかにハイコード進行であり、
(Gm→Cmは、3-5フレットで、D7は5-7フレット)
これをローコードで演るのは逆にムツカシイと思う。

キキにはローコードしか教えてないし、
ハイコードは当分というかかなり先なので
この曲の実現は遥か未来なのだ。

が、いずれ、実現してみせる。できる気がする。
Video Game セガ/スリーディー・エイジス 2004/03/25 ¥2,625

ゲームのことでも書こうかねえ、と思い
まさかこんな古いゲームAmazonに売ってねえだろ
とテキトーに検索したら、引っかかってチョビ興奮した。

えー、むしろ欲しいです。つまりこのソフト持ってません。
ので、原作ともいえるセガマーク3版のレビューを書きます。

まず、「セガマーク3」というゲーム機を知っている人間は
非常に少ないだろうと思う。
時代的には、最近、復刻活動が盛んである
任天堂ファミリーコンピュータよりも
少し後に発売された(と思う:記憶曖昧)ゲームマシンである。

で、我々(長崎の友人一同)の高校時代は、
世の中がファミコンフィーバーな時代であり
もう誰の家に行ってもファミコンがあって
酒でも飲むか(我々は中学時代から酒飲みだった)というときに
徹夜でダベりながら、酒を飲みつつファミコンをやるのが
トレンドだった。

といっても、前述の通り、
俺の実家は教育上の都合によりTVが無い家庭だったので
我が実家に友人らが集まることは無かったし、
当然、ファミコンなんか買ってもらえるわけもなく。
しかし、学生時代の俺は、ゲームこそ全然やってなかったが
「親父の自宅接待」のおかげで幼少の頃から触れることが出来た
「麻雀」だけは非常に強い男だったりした。

そのおかげで、俺は実家にテレビ無いのに
ファミコンやMSX、アルカディア(がふッ)などのゲーム機本体を
「麻雀の賭け対象」として、友人達からせしめていたのだった。

そんなある日の麻雀で、やはり勝ってしまった俺は
ある友人から「ファミリーベーシック」を貰う約束をした。

当初、「光速船」か「ぴゅう太」のどちらかを
頂ける予定だったのだが、
急遽「ファミリーベーシック」に変更した。

で、実際の受け渡しの日に彼に会った俺は
少し騙されたのだった。
彼は「ファミリーベーシック」を持ってこなかったのだ。
彼曰く
「あれ今、妹が気に入ってるんだよ〜、
こっちでカンベンしてよ。ゲームも色々付けるからさあ」
とのことで、袋を開くとそこに
「セガマーク3」があったのだった。

で、別の飲み会のとき、それは仲間に披露されることになった。

聞いたことも無いゲームマシンとゲームソフト、
それは我々の酒のつまみにほどよく適していたと
…最初は思った。

いつものように酩酊した頭で、
ゲームカセットを差込み電源を入れる。

「北斗の拳」

うおー、すげえ、これ、あのマンガの奴だよなあカッチョエエ

といっても俺は前述の通り、
高校時代にはマンガ読まなくなっていたので
「北斗の拳」というマンガは読んだことないし噂で知ってる程度だった。
上の場面で騒いだのは友人である。

「とりあえずやってみるか、
 …今週のびっくりドッキリメカ発進〜
 ポチっとな…」

「…うえー、なんじゃこりゃ、わー死んだ、
クソゲーじゃん、コレー」

なにしろ、そのゲームは、恐ろしいほどの難易度で
我々飲み仲間の気持ちよい酩酊状態をダイナシにした。

そんな感じでファーストインプレッションは最悪であり、
その後しばらくそのゲームマシンは封印されることになり、
我々はいつものように「メトロイド」を始め
いつものように誰かが最後の脱出シーンで何度も足場を踏み外し
怒号を飛び交わせるのだった。

しかし、人間は「ナニゴトにも飽きる」動物なのだ。

ある晩、酒を飲んだ後、冷蔵庫から出したドンブリゼリー
(ドンブリでゼリエースを作ったもの)を、
モシャモシャ食いながら誰かが言った。

「なあ、こないだのアレ、やろうぜー」

封印は紐解かれた。アッサリと。
あのムツカシイゲームを我々の手で征服するべく。

そして挑戦が始まったのだった。
その攻略は熾烈を極め、正味半年以上の時間を
我々は打倒「北斗の拳」に費やした。

いくつも発見されるテクニックの数々、
(知らない人には暗号ですよ下記…)

「おい、これ、キックよりパンチのほうが出るスピード速いぜ
 今からキック禁止なー」
「中ボスをノーダメージで倒すとボーナス点が凄いぜー」
「つか、ボスって、胸とか足とか、順番に攻撃当てないと
 ダメージにならないみたいだぜー」

で、
「残りタイム79秒でハイジャンプしたら変なの出るぜー」
「背景の狛犬の鼻殴ったら変なの出るぜー、
 音楽がカッチョエエのに変わるぜー」

そして、
「わ、ボスをノーダメージで倒したら、
 次の面の最初にハイジャンプしてみなー」
…この発見は、我々の意欲を大いに盛り上げた。

しかし、ある場面で、我々の追撃は急停止してしまう。

「トキ(ボスキャラ)、絶対倒せなねえよ!」

どんな攻撃もノラリクラリとかわし
的確にカウンターを入れてくる強敵、
「トキ」の出現に我々の行く手は阻まれたのだった。
あらゆる戦略を考え、実践しても要を得ない。

そんなとき誰かが、
「なあ、原作のマンガでも読んでみるかー?」
と言った。
そう、我々は原作のマンガを読んだことが無かったのだ。
もしかしたら、そこに劇的なヒントが
隠されているかもしれない可能性はあったのに。

翌日、バイクを飛ばし、古本屋で立ち読みを敢行する。

「おい、「柔の拳」がどーとか、なにやら変な展開だぜ」
しかし、その原作の話は、
ゲームの攻略に恐ろしいほど役に立った。
攻めるだけでなく、受ける拳、それが「柔の拳」なのだ。

ゲームに戻る。

トキが攻撃してくるまで待つ、
そして攻撃を受けたらカウンターで返す、
…コレだ!

体力は五分だが、そこはゲームだ。
体力メーターギリギリの最後の一発だけは
ケンシロウ(主人公)の攻撃のほうが強かったのだ。

「ケンシロウはじゅうのけんをおぼえた」

…押し寄せる感動、ゲームで感動したのこれが初めてかも。
我々は狂喜乱舞し、ひさしぶりにうまい酒を飲んだ。

が、しかし、その感動は新たなる恐怖への幕開けだった。

「…サウザー(ボスキャラ)、倒せねええええ」

我々は、再び古本屋にバイクを飛ばす。
原作によると、サウザーは「秘孔の位置が逆」なキャラだ。
それをゲームでどう逆にすればいいのか、まるでわからなかった。
いや、ダメージはなんとなく与えられるのだが、
最後の一撃が、どう攻撃してもダメージにならないのだ。
しかし、その答えも原作に隠されていた。

「もしかして、原作の場面どおりに
 空中に浮いてるときにしかトドメさせないんじゃないのー?」

その通りだった。
頭→胸→脚→足の順番で繰り返しダメージを与えていき、
最後の一撃を残すのみになったら
サウザーと距離を取り、
ジャンプ攻撃(食らったら死ぬ)してくるのを待つのだ。
そしてサウザーが飛び上がった瞬間!
追い討ちでケンシロウもジャンプさせパンチ。

ガッツーン「北斗有情拳!」

そして、次は念願のラスボス「ラオウ」。
んで、これまた、もう死ぬほど倒せないわけで…。



なにしろ、そんな現実のドラマを生み出してくれた
尊いゲームなのだ。「北斗の拳」セガマーク3版は。

つか、これのせいでセガというメーカーに惚れ、
数年後俺はセガのゲームマシン情報誌の編集者になったりした。
今考えると、間違った出会いと間違った職選択だったような気も
しないでもない。
あのときファミコンばかりやってればなあ…
Video Game カプコン 2004/05/20 ¥7,140

映画評を書いてて、いくつか書きたい映画を考えて
複数のタイトルを思い出して、
あれ書くんならコレも書きたいなー、とか思ってたら
何故かゲームのレビューに。

えと、この作品は、ゲームでありながら
映画の影響を色濃く受けた内容であり、
俺の好きな映画だと、特に
「レザボアドッグス」
「ジャッキーブラウン」
「60セカンズ」
あと、
「スカーフェイス」
が好きなら、多分、何も知らずにプレイするよりも
数倍楽しめるゲームだと思う。

内容的には、前作「GTA3」と同様に、
街のあちこちに困ってる人が居て
彼らの悩みや相談を聞いてあげる
のがゲームの目的である。

ただし、困っている人たちというのが
マフィアやギャングやカルテルやヤクザ
だというのがポイント。

概ね、頼まれ事は、犯罪絡みである。

ただし、前作「GTA3」の陰鬱な雰囲気とは違い、
舞台がマイアミ(に似た街)であることも含めて
非常に能天気で明るいストーリー展開になっている。

でも相変わらず、主な交通手段は
「道を走ってる車から運転手を引き引きずり下ろして強奪」
であり、そういうのが嫌いな倫理感の持ち主はNGだろう。
いやまあ所詮ゲームなんで大目に見てください。
このゲームをプレイして、犯罪をしようと思いつくような
大馬鹿者は日本には居ないだろうと思う。

ストーリーの流れは、概ね一本道だけど、
その合間に無駄なことを沢山できる遊び心が満載な内容だ。

タクシーを奪ったら、
お客さんを拾って目的地まで運べば運賃を稼げるし、
パトカーを奪ったら、
街のギャングを痛めつけられるし、
消防車なら街中の火事を消火にまわれるし、
アイスクリームバンでアイスクリーム売りまくったり、
ピザ屋の宅配でも金は稼げたりする。
そのほか、ストリップ小屋でダンスを堪能したり、
エロ映画監督のためAV女優をナンパしたり、
ジャンキーなロックバンドのために麻薬を調達したり、
バイクチームの縄張り争いのためにレースで勝負したり。
…これら、ゲーム本筋の進行とは余り関係ないような
お遊びイベント満載で飽きないつくりだというか。

そのほか、前作「GTA3」との違いが、
地下鉄に乗れなくなった代わりに
バイクに乗れるようになった、ことと
自宅にヘリポートができたので
ヘリを置けるようになったこと。
※相変わらずボートや船はガレージに入らないけど。

これで、あとは、
自転車とかスケボーに乗れればサイコーだなあ、
つかスケボー乗れたら「トニーホークプロスケーター4」と
区別つかないか…。
あ、次回作は「釣り」が出来るようになって欲しい。熱望。
今作「バイスシティ」でも海に巨大サメとか出現する
(ゴルフ場の回りで良く見かける)けど
撃ち殺す以外に何もできないのがツマラン。
あと、山に入って、狩猟が出来たりするといいかも。
スナイパーライフルでシカ狩り。「ディアハンター」だな。
チェーンソーで木を切って木材店に売ったりできるとか、
日曜大工で家具を作れたりするとかさあ。
ハンマーでビルを壊せたりとかな。それ「ランページ」だ…。



とにかく「映画でお馴染みのあの世界観」が好きなら
間違いなく感情移入度が高まると思う。

しかし、こういうのって日本で発売できるようにしたの
相当大変だったろうなあ。大歓迎だけど。

一時期は、
日本製ゲームソフトこそ世界のトップレベルだったけど、
もうすっかり順位は入れ替わっている模様ですなあ。
これは海外ゲームです。

呪怨

2004年6月3日 映画
DVD ジェネオン エンタテインメント 2003/07/25 ¥4,935

下で「スクリームを超えるホラー映画は無い」と書いて
わ、失敗した、というか、忘れてた。

現在、俺史上、もっとも怖くて忌むべきホラー映画は
「呪怨」じゃー!!!!

えーと「スクリーム」は、知的ホラーというか。
まあ、種類は同じだけど属性が違うというか。

「呪怨」は、真性ホラーだ。

とにかくヤバイ。
内容を思い出して書くのも背筋が凍るような怖さだというか。

いや、現実と映画は、まったくの別物である、と
頭では理解してるんだけどねえ。

「呪怨」を見るまでの最強の真性ホラーであった
「リング」とか「らせん」とかは、
一応、恐怖が提示されるものの
その正体やら解決法(良し悪しだが)がオチで描かれるので、
まだ「救いがあった」のだ。

「呪怨」には、そういう映画的かつフィクション的な
「救い」がまったく無いのだ。
すぐそこに存在する日常の中で、
ありえなくも無いシチュエーションが展開し、
でも、すんげえ恐ろしい出来事が連続する。
そして、その意味や正体、解決法は、
まるで提示されずに終わるのだ。

「押入れなんか俺んちにもあるし、俺の部屋2階じゃーん」

もう、映画を見終わっても恐怖が永続するのだ。

フィクションなのに、フィクションに思えない
緻密なリアリティがすげえ、シビレる、つか嫌、やめて。
うひー。

「リング」における最大の怖いシーン、
「電源切ったテレビの黒い画面に映る部屋」を遥かに超えた
臨場感あふれる場面の連続が
現代的な日本家屋に住むすべての日本人に
恐怖のトラウマを植えつけると思う。

すげえ。計算されすぎ。つか、やめてもう。オエー。

DVD買ったけど、怖い、でも見たい、でも見れない、
という無限ループで中々見直せない。

見るんじゃなかったー、というか、
コレ見て怖くない奴って、どっか神経イカレてるんじゃないの?
つうくらい嫌な映画なのだ。

俺が、これを他人に勧めるのは
みなさんも同じ恐怖を体験して
できれば解決法などを話し合いたいなあ
という希望が込められている。

本当の恐怖てのは、
理由なんか無くて、解決法も見つからないことだ。

「2」のDVDが出たけど、買うべきか買わざるべきか
もう半年以上迷ってたりする。

えと、見るなら、天気の良い昼間、
窓全開で太陽の日差しを部屋に入れながら
明るい気分で見たほうが良いです。
直後に気分を変えるための
ハートフルなコメディ映画なんか用意しとくとベター。

それでも充分怖いしなあ。

いや深夜に見るのは、やめたほうがいいと思う。マジで。

ラストサマー

2004年6月3日 映画
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2003/10/22 ¥3,990

ホラー映画といえば
アホっぽい巨乳の美女が
ギャーギャーわめきながら逃げ回る
という黄金ルール(「スクリーム」のケビンのセリフ)を
現代風にクールに応用した作品がコレ。

ジャニファーラブヒューイットちゃんのそれが
がっくんがっくん揺れまくり、
もうサイコな殺人犯そっちのけで
スクリーンに釘付け…。

ジャニファーラブヒューイットちゃんといえば
「ハートブレイカー」や「タキシード」でも見れるけど、
一番可愛いのは間違いなくこの「ラストサマー」だと思う。
(GAPのジーンズのCMも、良かったですなあ…)

ホラー映画としては、
個人的に「スクリーム」を超える作品は存在しないと思うので
まあそこそこ楽しめる程度だろうか。

彼女のファン向け。

8人の女たち

2004年6月3日 映画
DVD ジェネオン エンタテインメント 2003/07/21 ¥3,990

オチから言わせてもらうと、

「すべての男子の夢」

のような世界である。

舞台劇が原作? なのかしら。
時折挿入されるミュージカル風の場面は
ものすごーく浮いてて、
その場面で引いちゃって見る気なくす人も多いかと思う。

ただし、登場人物は、概ね美女であり、
し・か・も、
エロい!

結果的には、全員エロい。(…)

…いや、なんすか、あのその、
お上品な見た目にそぐわず
すげえ内容だというか…

ジャンルで言うと、あれか?

「モンド」??

なにしろ、微妙な作品です。

割りとワケわかりませんが、こういうのが好きな人も居る
…んだろうなあ、というか。

「アメリ」とかに近いのかなあ。ワケわからなさ、が。

猟奇的な彼女

2004年6月3日 映画
DVD アミューズソフト販売 2003/07/25 ¥3,990

んーと、途中で製作者が変わったものを
ムリヤリ繋げて一本の映画にまとめた「ような」

荒々しい名作、というべきか。

前半と後半の話の流れがちぐはぐであり、
中盤、まったく意味の無い場面(脱走兵のエピソード)が
挿入されたり、
ヒロインの性格が非常にわかりづらかったり、
(※女性とは概ねムツカシイ生き物なのかもしれんが)
なにかと問題は多いが…

ある意味日本でも理解されそうな
ブサイクな主人公像がとてもステキであり、
韓国映画にありがちな嘘臭さ(奇妙な倫理観と正義感)
が少なめで、割りに下世話だが近視感のあるストーリー
だというか、

いや、

ワガママ女に翻弄される世話好き男の苦労

という内容が、とても心に染みたオハナシだったりする。

ワガママといっても「冬のソナタ」における
ユジン(すべての男に色目を使って、
困ったときには泣きまくる淫乱バカ女)とは違い、
まあ許せる範囲の「可愛いワガママ」なのが
ポイント高いというか、「胸キュン」である。

「SSU」のスジンといい、
「ケンカになったら涙の前に拳が出る」ような
強い女子が俺の好みであり、
現状の現実の俺の彼女を彷彿させる内容だというか
あのその…。

えーと、
泣きどころとか
啓蒙される場面とか
そういうの全然無くて
割りと淡々とした内容なんだけど

ワガママな女子が好きな男子は必見かもしれん。

みんな苦労してるんだなあ、と。

異人たちとの夏

2004年6月3日 映画
DVD 松竹 2001/08/25 ¥4,935

割りと映画は見るほうであり、
どちらかというと涙もろいほうである。

だからといって、ベタベタなお涙チョーダイものはゲンナリだし
感動巨編とか言われても、ある程度の質を求めてしまう困ったクンでもある。

で、俺が好きな「泣ける映画」ベスト1はコレ。

俺が高校まで住んでいた長崎市には、
「精霊(しょうろう)流し」という
お盆に仏様を送る儀礼がある。
そういう儀礼のある田舎に住んでる人なら
この映画は間違いなく泣けるんではないかと思う。

同様に、被爆都市育ちであるので
「火垂るの墓」も好きなんだけど、
あいにく戦争は経験してないので、
単純に内容を比較すれば
この「異人たちとの夏」のほうが
リアリティを感じるのだ。

この映画の影響で、浅草という街がとても好きになり
東京在住時は、お盆には浅草にソバを食いに行くのが
密かな定例行事だったりした。

この映画の内容をよくよく考えてみると
以前、ブックレビューで紹介した「ランドオーヴァー」に
すごく似ている世界観だったりする。

現実に疲れ果てた中年男性が
なにげなく立ち寄った故郷の町・浅草、
しかし、そこは現実の浅草ではなく
異世界への入り口だった…、というのが導入部である。

今まで、いろいろな友人に勧めたのだが、
実は意外と評判がよろしくない。

それは、この映画に
「2重の仕掛け」があり、それが難解である故だと思う。

実際、2つのテーマが混在しており、
ひとつは、主人公の両親に関する戒心、
もうひとつは、都会生活の寂しさ、である。
正味どっちかに絞ったほうが解りやすかったのではないかと思う
ただ、それらはお互いに干渉しあうテーマでもあり
そこに「深み」が生まれているのだと思う。
それが理解されない最大の原因ではあるのだが。

まあ、それは書いちゃうとネタバレでつまらないので
あえてここでは書かない。

お盆(8月15日前後)に見て欲しい名作だ。
Video Game チュンソフト 2000/09/27 ¥7,140

我が家のメインゲームマシンは
いまだにスーパーファミコンとNintendo64である。

プレステなどのCD-ROM読み込みがあるゲームマシンは
読み込み時間がダルくて待ってられないし
途中で中断(セーブ)するのにも時間かかるので嫌いなのだ。

スカっと始めて、スカッとやめたいのだ。ゲームは。

いくら速くなったからといってもプレステ2のは苦痛だ。
プレステ2のゲーム、4本しか買ってない。
ソニーのロゴ表示がダルい。

その点、ROMカセットが標準のゲームマシンは気が楽なのだ。

カセット入れて電源入れればすぐゲーム開始。
電源切ればゲーム終了。そういう単純なのがいい。

さて、今回の表題は、
俺が発売日に購入して(もう4年か…)から
いまだにプレイを続けている
いわば俺殿堂入りのゲームソフトである。

なぜ、そんなに続けているのか? 飽きないのか?
といわれれば、まあ答えはひとつだ。
「クリアしてないから」

あと、基本的に面白いというか、俺好みなのだ。

そもそも「不思議のダンジョンシリーズ」が好きで、
スーファミ版「トルネコ」「シレン」、
ゲームボーイ版「シレン外伝1」「外伝2」
Windows版「シレン外伝1」
プレステ版「トルネコ2」、ゲボア版「トルネコ2」
…と、
強いて言うなら、プレステ2版「トルネコ3」以外は
全部買ったし、ほぼ完全にクリアまでプレイした。
※「シレン外伝1」のみ、「出口」ダンジョンをクリアしてない。

「不思議のダンジョン」シリーズの魅力は、
恐ろしいほどのストイックさを要求されるところだというか、
今流行のオンラインゲームとは真逆の
「完全オフライン」で「一人プレイ限定」な世界だ。

すべての責任は自分自身の行動にかかっており
失敗も成功も独り占めな世界なのだ。

一挙一動に意味があり、無駄な行動はゲームオーバーに近づく
シビアなゲームバランス。

そこにカタルシスを感じる人間は多いと思う。

そして、この64版「シレン2」は、
シリーズ最高の完成度だと思う。

印システムとか、草と剣の合成とか、(あと、黄金の間とか)
飽きない要素がテンコ盛りなのだ。

今なら、中古屋に行けば、
本体込みで一万円以下で手に入るところも良いですね。

オススメ

RISE

2004年6月2日 音楽
SPEED 伊秩弘将 水島康貴 CD トイズファクトリー 1998/04/29 ¥3,059

以前、音楽業界の知り合いに、
小澤さんと竹村くんいう偉大な人物が居たのだが
普段クラブミュージックとかラウンジとかばかり
勧めてくる二人が

小澤さん、
「海くん、コレ、ヤバイよー。かなりの名盤だよー」
竹村くん、
「マジ、ヤヴァイっすよ。マージで。」

と興奮気味に勧められたのが
スピードのシングル「White Love」だった。

当時、スピードといえば、

ファッション・リーダー木村くんと二人で
深夜の渋谷を俳諧してたころに
代々木競技場前の広場で話したことがある
自称沖縄アクターズスクールの少女達

とか、そんなくだらない知識しかないころで
正直興味がもてなかったが、
確かにその曲は小澤さんの言葉どおり出来が良いカンジで
実際、その後、もの凄く売れた。
むしろ、スピードがブレイクするキッカケだったような
気もする。

話は現在に戻る。

こないだ、とあるイベント用のBGM制作を頼まれたときに
ここ数年のJ-POPヒット曲を色々聴いてて、
Dreamという女子ボーカルユニットの
「Everlasting Snow」というシングルを聴いたとき、

あれー、この曲どっかで聴いたことあるよなあ、と思って
色々考えてたらスピードの「White Love」に展開が激似であり
それら2曲をAcidに乗せたらイイカンジでMIXできて
つか違和感まるでない仕上がりでラッキー、みたいな。

そんな曲です。

輝夜姫

2004年6月2日 読書
ISBN:4592175077 コミック 清水 玲子 白泉社 2001/03 ¥410

最近、マンガを余り読まない。
出版社在籍時は、週間少年誌を
一週間に5冊も定期購読していたが、
出版業界抜けてからは
周りでマンガ読んでる奴が全然居なくなったので
必然的に俺も読まなくなった。

そう、ゴールデンタイムのドラマと同様に
「周囲との話題を合わせるための趣味」だったのだ、
マンガは。

小学生のころは、一般的な同世代の男子と同じように
「リングにかけろ」にハマっていたが、
それ以外は特に興味が出ず。
中学に入るころには全然マンガを読まなくなっていた。

んで、高校に入っても全然マンガ読まずに過ごしていたのだが、
このあたりで我が人生的にキーポイントな出会いがあった。

高校2年のころ、中学時代の仲間と久しぶりに集まったときに
違う高校の奴から「すげー面白い奴が居るんだよ」と聞いた。

それが、俺と
小倉という男の出会いだった。

彼は、特に、マンガや映画やプラモデルや兵器の知識が豊富で、
くだらないウンチクを語るのが得意な、
…当時、そういうコトバは無かったが、所謂「オタク」だった。

まだ、オタクという人種が徒党を組んだりして
社会的な嫌悪感を持たれる以前の時代である。

俺は、彼と会った時、素直に
「コイツの知識は凄い」と感動した。
そしてそれは尊敬に値するとまで思ってしまった。

彼は、少々視野が偏っているものの
膨大なクリエィティブマインドの塊であり、
我々は分野こそ違うものの
知識の交換など切磋琢磨をする仲間になった。

実際、それから数年後、俺と小倉は
退屈な長崎県を二人で原付バイクで飛び出すことになった。

そして、また数年後、
俺は、東京の某出版社へバイトで入り、
当時服飾店でバイトしていた小倉は
「お前が受かるんなら、俺も絶対受かるハズだ」
という妙な自信を元に面接を受け、
…コトバ通り、採用されたのだった。

約一年で、俺の地位を超え、
その出版社の役員から多大な信用を得て彼は独立した。
それは、むしろ、小倉伝説の始まりであり、
その伝説は現在まで終わる気配が無い。

話を元に戻そう。

なぜ、今回、小倉との思い出を書いたのかというと、
それは高校時代に彼の部屋に行ったときのことを
思い出したからだ。

俺、
「…ねぇ、これって全部少女マンガなんじゃあないの?」

小倉、
「バッキャロー、白泉社はマニアの登竜門なんだよ!
 貸してやるからお前も読め!!」

と、押し付けがましく、しかも強硬に
「CIPHER」「僕の地球を守って」「ここはグリーンウッド」
「SO WHAT」「月の子」
というコミックを渡されたのだった。

これが、俺と白泉社の出会いであり、
正直、その独特の世界観には興味が沸いた。
…が、それが良かったのかどうかは非常に微妙な感じだ現状。

つまり、

「知らなくても良い世界がある。」

のだ。

映画「アイズワイドシャット」みたいな感じだな。

コトバにすると、あれだ。
「耽美」

とにかく出てくるキャラクターは全員
美少年と美少女であり、
彼らは性別を超えてお互いの美しさを称えあう、
そんな世界が、白泉社のコミックには溢れていた。
また、現実感がまったくない舞台設定も
夢見がちな少女を騙すには充分過ぎる仕掛けであり、
実際、白泉社のコミックが好きな女子は…、

まあ、なにしろ、
先週末キキの実家にメシ食いに行ったら
キキの妹が「お兄ちゃん、これ面白いから読んでね」と
非常に可愛らしい笑みと共に貸してくれたのが
この「輝夜姫」であり、
それを見た瞬間俺は過去の呪わしくて甘美な出会いを思い出し
ゲンナリしつつも読み進めたということだ。

あー、最後にちなむが
キキの妹は、
従来の白泉社が好きな女子とは全然違うタイプであり
かなり美人だし、痩せてるし、外交的な性格だ。

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